2020シーズンを振り返ろう 投手編【広島東洋カープ】

 カープの公式戦が終わり早3週間。既に来シーズンが始まって欲しいと思っています。ふぉーです。

 
 2020年シーズンは5位と2年連続Bクラスに沈みましたが、来年こそは優勝すると信じています。

  せっかくなのでこの2020シーズンを終えての成績などを、かいつまんで話したいと思います。

 


 投手陣

 


 開幕は大瀬良投手。開幕当初は先発が大瀬良.床田.森下.ジョンソン.九里.遠藤と6人揃い、打線も悪くなかったので優勝も有り得たかなと思います。そんな中投手陣の不調が響きましたね。

 

 エース大瀬良はシーズン中に離脱、床田は2019シーズン程の勢いがなくカウント球を打たれたり、ジョンソンは1勝も出来ず、遠藤は1~3回の立ち上がりに失点。途中から復帰の野村は再びケガでローテから外れる。

 

 森下と九里、遠藤に関しては1年間ローテを守りチームの勝ち柱となった。森下と遠藤はまだまだこれからなので、しっかり体を作りもっといい結果を残してほしい。

 

 森下は新人王当確のピッチング。直球はコースに決まり、チェンジアップやカーブで空振りも奪える。カーブが決め球にもカウント球にもなるというのは非常に強力だ。

 

 中継ぎは多くが不調。中崎.一岡.薮田.今村あたりは優勝年のような投球は出来なかった。抑えのスコットは期待通りの結果を残せずサヨナラ負けもしばしば。途中から抑えにはまったフランスアは緩急をつけ力でねじ伏せる投球。かなり安定感があって大車輪の働き。

 

 そんな中期待の若鯉が多くデビュー。去年まで1軍経験がほとんどない選手たちがチームを引っ張った。塹江.ケムナ.島内.田中法.藤井と来年以降も活躍が期待できる。中でも、塹江.ケムナ.島内は勝ちパターンで投げる時もあり勝利に大きく貢献したといっても過言ではない。

 

 投手出身監督はあまりおらず2020シーズンの投手陣は安心だと思ったが全く逆の結果になってしまった。監督1年目で不慣れな部分も見受けられたが、2年目は投手陣を立て直し優勝に導けるか。佐々岡監督、河田ヘッド、永川1軍投手コーチに期待がかかる。